8.スモールステップ
私が最近やっと心がけるようになったことの覚え書きの回です。
スモールステップを心がけるようにした
最近は、いろんなことに挑戦しようとあがいていますが、その際に気を付けることとして、スモールステップに分けて少しずつ進める、ということを掲げました。
もともと私はゲーム、特にMMOと呼ばれるジャンルのオンラインゲームにハマってきました。特に、程よく調整された難易度の課題に中毒になっていたのだと思います。
どのゲーム体験でも言えることですが、成功体験を手軽に得られる存在というのは、心の癒しになってくれます。しかし、それだけしか成功体験を得られるルートがない場合、そのままゲーム依存症となってしまいます。
そこで私は、「現実でゲームのような成功体験を得られれば、もっと現実と向き合うことができるんじゃないか」と考えました。
私が行っている手順
今はまだ手探りですが、このような手順でスモールステップ化を進めています。
まず、やりたいことをとりあえずやりたいようにやってみます。現状の把握にもなりますし、そのままのハードルでやれるようならそのままやればいいだけの話です。
次に、難易度が高かったら難易度を下げ、やるための項目が多すぎたら減らします。
最初のスモールステップ化です。最初に、とりあえずやりたいことはやってみているので、ここまでは自分一人でもどうしたらいいかが見えやすいステップになります。逆に、何もしていないのに先に手順を考えることは、自身の過大評価や過少評価からくる失敗につながりやすいので、まずやってみるのはとても大事だと考えています。
スモールステップ化のハードル①プライド
それでも、プライドが邪魔をしてスモールステップ化を拒もうとするときがあります。例えば、私の場合ですと絵の練習のために棒人間から慣れる、というステップを飛ばし、後で人体のバランスがわからなくなるということがありました。
その時は、プライドがあるのはしょうがないとして、過去の自分と比べることを心がけています。とにかく、周囲の人を見すぎないようにして、自分とだけの勝負にしていました。
スモールステップ化のハードル②タスク分けの難しさ
また、スモールステップが大事だとわかったとしても、どのようにすれば自分に合うようにタスクを分けられるかわからないときもありました。例えば、自分がほぼ触れたことのないジャンルのもの(音楽など)に挑もうとしたときに、何からするとよいのか、さっぱりわからないこともありました。
その時は、先人の知恵を借りることを念頭に置いていました。具体的には、過去の記録から会話内容を引っ張り出す存在、AIに話してみることです。他人にスモールステップ化を手伝ってもらうのもいいですが、どうしてもその人と自分のできることに差があり、うまくいかないこともあります。AIと会話しながらステップを分けることは、この問題も回避しており、とてもいい方法だと思っています。
書籍から何かヒントを得るのも良いと思いますが、アレは健常者用に書かれていることも多いので、ほどほどの参考にすることも大事だと思います。
補足
ゲームでなぜ成功体験の中毒になるかというと、ゲームは自分が払うコスト(お金や時間)と成功体験とのコスパが良いからだそうです。そして、現実はそのレベルまでコスパよく成功体験を得るのは、大変困難となっています。
ゆえに、スモールステップ化を行う時は、程よい難易度に設定することも大事です。ただ簡単なだけでなく、達成感も得られるギリギリを設定してあげると良いでしょう。
結論
- ゲームは手軽に成功体験を得られる
- 現実でも、スモールステップ化によって、成功体験を継続して得られる状態にできる。
- AIとの会話は、スモールステップ化の手助けになってくれる。
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