11.A型と移行支援での失敗を振り返る
前提
今度、B型作業所に行きたい旨を、主治医の先生と担当カウンセラーの先生に相談することにしました。以前相談したときは、「移行やA型で結局辞めることになって、その後落ち込んだ」ことが論点となり、結果やんわりと反対されることになりました。代替案として、地域活動支援センターⅠ型を紹介され、今はデイケアの契約日でない日はそこに行っています。
しかし、ついこの間私のパートナーが2週間ほど体調を崩してしまうことがありました。その時に、自分とパートナーのために収入を得られる手段がもっと欲しいと考えました。
ココナラといったスキルを売るサイトに登録することや、ブログをここに書いて広告を付けられるようにするという目標も考えましたが、やはり私は、少人数の他人と深く話すことが好きだと最近気が付きました。そうなると、継続して出勤して、仕事仲間と話したりお客さんを話したりできる環境が必要になりそうだと感じました。 そして、そのような状態になるためのハードルとして、真っ先に挙げられるのが、「継続して出勤」の部分だと考えました。
そこで、これまでにどのようにしてしまって、継続が途切れたのかを振り返ってみることにしました。
3つの事業所での経験から失敗を見つける
移行支援→自分に、見栄を張る悪癖があった
移行支援は、二つ通所したことがありますが、どちらも同じ理由から辞めてしまったことに気が付きました。私はプレッシャーに弱かったのです。しかし、自分は見栄を張って自分を大きく見せようとしていました。
一つ目の事業所
一つ目の事業所は、どちらかといえば身体の障碍者の方もいらっしゃる感じの移行支援事業所で、つまり私にとって簡単な課題も多かったです。手紙のあて名書きや、マナー講座も(自分で言うのもなんだが)そつなくこなし、スタッフさんからも期待されていたように思います。
そして、私宛に、仕事を紹介されることになりました。当時の私は焦っていたこともあり、すぐにそこに見学に行き、体験業務をさせてもらえることになりました。しかし、体験をしたことで嫌だと感じる部分があり、辞退しようとしました。ですが、当時の私にその嫌だった部分を言語化するスキルがなく、スタッフさんと衝突してしまい、そのまま辞めることとなりました。
二つ目の事業所
そのまま私は1年ほどどこにも行かずにいましたが、やはり焦りはあるのもう一回移行支援にトライしようとしました。二つ目の事業所は、自学自習を重んじるところで、WordやExcelはもちろんのこと、ほかにも様々なスキルを学ばせてくれました。当時は勉強することが楽しくて、1か月に一回は新しく資格を取っていたので(もちろん、秘書検定3級などといった簡単なものばかりだったが)当然スタッフさんからも期待されていたように思います。
ですが、自分にとって再び期待されることが重荷となり、またそのタイミングで、よく相談させてもらっていたスタッフさんが別の事業所に行くことも重なって、意思疎通がうまく取れなくなり辞めることとなりました。
期待をされて、それを超えていくこと自体は好きなのだが、超えられなかったときの反応に恐怖を覚え、ミスしたりやれなかったことをリカバーする技能もあまり知らずに育ってしまったので、完璧主義者になってしまっていたことも要因だったように思います。
A型作業所→一度休むと、申し訳なさから出勤できなくなった
その後、パートナーとの同棲が始まり、お金が足りないことが発生するようになりました。それで、私はA型作業所で働いてみることを決めました。
最初は順調でした。前回の反省をその時なりに生かして、ぎりぎりで出勤しない様に朝活の時間をつくったり、朝活の時間を作るために早起きをするようにしていました。
しかし、一度体調が悪くなって休むことが発生すると、休んだことを過多に申しわけなく思い、次に出勤するときにどんなことを言われるのか、と勝手に恐怖を覚えるようになりました。
次回B型に行くときに気を付けたいこと
まず、自分の実力を大きく見積もらないことが大事だと感じています。「これくらいならできるだろう」という範囲を広く見てしまって、他人からの頼まれごとを引き受けて、責任感を感じすぎるという出来事もありました。冷静に自分を見つめ、やれないことを断る技能を身に着けることが重要だと感じました。
次に、相談することを途切れさせない、複数持つことも心がけたいです。カウンセリング、とまではいかなくても、習慣化された相談先を積極的に作り、自分一人で抱え込まない様にしていきたいと考えています。
まとめ
- 自分を大きく見せる癖をやめる、できないことを断る、相談先を複数持つ
- これらの問題の根っこには、自分に見栄を張る悪癖とプライドの高さがあった。
コメント
コメントを投稿